自ら話題ふっといて会話が もうなくなってしまった。 こんなんなら、宿題 やってこなきゃよかった。 という変な後悔をした。 付き合った日、恋人同士に なった私達は、陽太は私を 呼び捨てで呼んでくれた。 〝ありがとう、絢..〟 でもそれ以来は 1回もない。 少し距離感を感じてしまう。 * 「 緊張?? 」 昼休み、奈々に 相談に乗ってもらった。 「 うん..、なんか 付き合ってから緊張して うまく会話 できないっつーか… 」 「 そっかあ 」 奈々は携帯を広げながら 呟く。