窓から見える夕焼けに
包まれてる裕也先輩の横顔は

凄くかっこよくて、
顔が火照るのがわかった。

図書室にこんなかっこいい
先輩と2人なんて、
嬉しすぎた。


「 こんな相談さ、後輩に
するなんて

おかしいんだけどさ 」

「 ..はい 」


そのタイミングで
先輩は私の方に顔を向けた。

目が合うだけで、
かなりドキドキする。


「 俺、 」


少し照れながら言う先輩。


「 実は、さ 」


そんな先輩が可愛くて


「 好きな人がいて 」


大好きで


「 それが 」


そんな先輩が




「 石原..なんだ 」


―私のものになればいいのに