倉庫につくと春弥さんが、度に手をかける
「じゃあ、開けるよ」
-ババンッ
クラッカーの音。
「奈那ちゃん、珱さん。2ヶ月記念日おめでとう~」
ヤンキーが勢揃いしている
「なな。おいで」
前には珱がいて手を差し延べている。
あたしはそれに向かって歩く。
珱の手を掴む。
あたたかい手。
愛されている証拠。
前にある台に上がる。
うわぁ、これ1000人はいるって。
みんながシーンとなっている中、1人の男が声をあげた。
「なな!?」
声のする方向を向く。
「お兄!?」
「「「お兄!?」」」
ヤンキーも声を合わせる。
「なんで…お兄が」
「奈那!!どゆ事?」
「あたしのお兄」
「おまえ兄貴いたの??」
「いたよ」
「って事でー続きしよ」
誰かがしゃべった。
いっぱいいすぎてわからん。
いきなり倉庫は静かになる。

