「涙はね・・・
そのうち枯れて止まるから
泣きたい時は泣いたほうがいいんだよ
さっきはごめんね・・・」
その言葉は優しかった
誰の言葉よりも
どんな嘘の 偽りの
ご機嫌とりの
言葉よりも
女王様はみんながジブンのことを
怖がっていることはわかっていた
わかっていたんだけど
ジブンが傷つくのが1番怖かった
ジブンが傷ついてもだれも・・・
だれもかまってくれない
みんなジブンに
『首をはねられる』
と思っているから
機嫌をとろうと
大丈夫か聞いた
それはどんな言葉よりも辛かった
だけど平気な顔で大丈夫と言う
・・・いつも