キミを忘れない・・・


「どうしたの?」

突然かけられた声
驚いたありすは

「ほへっ?!」

と間抜けな声を出してしまった
すると

「ほへってかわいいね」

「かわいくない・・・です
てか
いきなり話しかけないで・・・ください」

「だってあなた泣いてるんだもん」

ありすは驚いた
自分が泣いてることに


「ほらっ!これ」

といってその女の子は
ハンカチを渡してくれた

「あ・・・ありがとう」
人と話すのが
あんまりないありすは
どう接すればいいのか
わからなかった

「わたしは夕菜
あなたの名前は?」

「わたしはありす」

ありすは夕菜に
だんだん心を開いていった