毎日、上川さんに雷を落とされながらも、仕事をこなし、それなりに充実した生活をしていた。


“あの”紙の存在をすっかり忘れていた俺……。


今夜も仕事が終わり、暢気に上川さんのマンションに行き、部屋の掃除をしていた。


そんな時だった。



~~~~♪♪♪



俺の携帯が鳴った。

誰だろ?


こんな時に。


忘れていたんだ。


ホントに。


「はい。もしもし」

この後、俺は現実に引き戻される事に。