「どうしたの?
3…2…」


「32よ…。」


「答えてくれた、ご褒美…。」


そう言って俺は、敏感な部分を攻めた。

「ん…やぁ…。」


彼女の、この声が
俺を煽るんだ。


仕事の時に聞く、少し低い声は、何処にも無くて、甘い艶の有る声……。


そんな声が、いつも俺の理性を壊すんだ…。


てか、32って…俺より10個上!?


アラサーのラストスパート……?


アハッ…アハハ…?