草食系部下と私様上司②

「はいぃ。」


俺、何ミスったんだろ…。


「何でしょうか?」

ドキン…ドキン…


「こぉれ。」


書類を俺の前に提示した。


うっ…嫌な予感。


「はあぁぁ。
鶴見君。君、やる気無いでしょ?」


「いえ…。そんな事は決して…ない…です。はい。」


「じゃあ、これは何?中学生の作文?
こんなんが、会議で使えるとでも思ってるのかしら?」


一気に、上川さんの眉毛が釣り上がった。


もう…やだ俺…。