「んぁっ やっばぁ〜!
今日、掃除当番だ!!」





私は帰りの会で


やっと学校が終わると


帰る気満々だったのに‥





「佐藤〜!
今日は本当に本当に
用事があるの!
帰らせて!お願い!」





「どうせ遊びに行くんでしょー。だめだめー。」




「遊ぶ訳じゃ‥
 ないけど 」




「じゃあ、何すんの?」


佐藤はキョトンとした目で尋ねた




「んあ〜 もう掃除するから!!すればいいんでしょ!早くやろ!」




私はこんな言い合い
してても無駄だと思い

逆ギレぎみに言った。






「どんだけ こいつ
急いでるんだぁー」





同じ班の男子が言っているのも聞こえず、

すごい勢いで
掃除を終わらせた。