京介は論理的に思考していた。仮に、昨日が正しいオンエアーの日だとすれば、今日見ている番組は過去の番組を時空を越えて見ていたということになる。そして、今日が正しい日だとすれば、昨日は未来の番組を見ていたことになる。
やがてスタジオで司会者がリポーターとやりとりを始める。そのリポーターの服装から司会者が座っている位置まで同じだ。京介は食い入るように画面を見つめた。このタイミングで笑いが入る。ここでコマーシャルになる。はっきり覚えていたわけではないが、間違いなく昨日と同じ放送である。
「はははは・・・・」
京介は頭の回線がショートしたのか、ついにはひとり誰もいない部屋で声をあげて笑い出してしまった。京介は笑いながらも「笑えない自分」がいるのに気づいていた。
何かの間違いだと済ませればすむことだった。事実人は自己の理解をとうてい超えたような出来事に対しては、「何かの間違い」ですませるものだ。実際、何かの間違いなのかもしれない。ましてテレビ番組のことなどどうでもいいことだ。とるに足らない日常のこととして終わっていいはずだった。
やがてスタジオで司会者がリポーターとやりとりを始める。そのリポーターの服装から司会者が座っている位置まで同じだ。京介は食い入るように画面を見つめた。このタイミングで笑いが入る。ここでコマーシャルになる。はっきり覚えていたわけではないが、間違いなく昨日と同じ放送である。
「はははは・・・・」
京介は頭の回線がショートしたのか、ついにはひとり誰もいない部屋で声をあげて笑い出してしまった。京介は笑いながらも「笑えない自分」がいるのに気づいていた。
何かの間違いだと済ませればすむことだった。事実人は自己の理解をとうてい超えたような出来事に対しては、「何かの間違い」ですませるものだ。実際、何かの間違いなのかもしれない。ましてテレビ番組のことなどどうでもいいことだ。とるに足らない日常のこととして終わっていいはずだった。

