そのころカイは… 教室の自分の席にどかっと座って 本を読んでいるキルを見ていた。 なんだよ、なんかイライラする 兄貴にニコニコしてるアイツと 兄貴見てるとなんかムカつく。 「なんだよコレ なんか俺がキルのこと 好きみたいじゃ・・・」 その時カイの胸が大きく鳴った このとき初めて自分がキルのことを 好きだということに気がづき 体全体がアツくなるのを感じた。