「ほんと…?」 ……上目使い。 こういうのって、やっぱ苦手。 っていうか顔近くない? 「ほんと ほんと! 心配させちゃってごめんね? 勉強、再開しよっか。」 言い終えたのと同時に 唇に柔らかいものが触れた。 ピントが合わないくらいに近づいた 元谷さんの顔が離れたかと思うと 「私………好きだよ? 矢野滝くんのこと。」 好きって………、え? 突然すぎて言葉が出ない。 そんな呆然としている俺とは対照的に どんどん話は進んでいって… 「私と付き合って?」 _