早くこの場から離れようと廊下に出た時 付いて来た陽詩にポンッと 肩に手を置かれた。 「そんなに軽くないよ?俺。 この際だからいいこと教えといてあげよっか?」 「いいよ。遠慮しとく。」 どうせ俺の反応面白がってるだけで そんなたいしたことない話でしょ? 「いいの?雪乃のことなのに。」 ドクッ……―― まるで誰かに心臓を掴まれたように 締め付けるような強い痛みを 感じた瞬間から心臓の動きが加速する。 _