あの日結局体調は更に悪化して 幸を追い掛けることも 部屋で待つこともできなかった。 それでも話がしたくて 何回も幸を訪ねたんだけど 本当なのか避けられてるのか いつも幸は留守で………。 ガタッ… 立ち上がって鞄を手に取る。 「雪乃。」 自分を呼ぶ突然の声に驚きながら ドアの方を見る。 「そんな顔しないでよ。」 眉を下げて困ったように笑うのは _