いつの間にか私の頬に 沿えられている幸の手。 「うわっ、ごめん…っ。」 パッと手が離れた。 「赤いなって思って……。 つい…っていうか……。」 「…変。」 「え?」 「変だよ、幸…。昨日から変……。」 「昨日って………。 え………、もしかして……。」 焦ったように目を大きくする。 「え、あれ……雪乃?ほんとに?」 なに………? 「それ、どういう……」 「あれは…、忘れてほしい。」 _