「え?わかんないよ…。どういうこと…?」
まるで何かあってほしいかのような
言い方だったから。
「そういうこと。」
いつになく真面目な顔をする陽詩の
冷たくなった手が頬に触れて
思わずドキッとしたとき
「ま、雪乃は知らなくていいことかな。」
急にいつものトーンに戻って
頬をつまんできた。
「やだっ!ひどーいっ!」
頬を押さえながら言うと
「怒った雪乃も可愛いよ?」
なーんて意地悪な顔して言うんだもん。
「も〜っ!からかわないでって
いつも言ってるでしょ〜っ!?」
完全に陽詩のペースにのまれちゃってる。
_

