そんなことを思いながら幸の顔を ジッと見ていると 「本当だって。 今も雪乃に会いに来たんだよ?」 そう言って私の頭をぽんっと触った。 顔が真っ赤になっていくのがわかる。 いつの間にこんなこと サラっと言えちゃう男の子に なったんだろう…。 私だけドキドキしてて 恥ずかしいよ……。 「帰ろっか。」 この言葉で我に返った。 視線が集中している上に 静まり返った教室。 最悪だぁ…………。 明日は質問攻めの1日になりそう……。 体がぶるっと震えた。 _