「え?今から? いいよ、俺が行くから。 うん、分かった。待ってて。」 いくら話があると言われた側でも こんな真冬に女の子にあんな距離を 移動させるのは酷だ。 帰るときには暗いかもしれないし…。 マフラーをしようと部屋を見渡した時 ベッドの横に落ちている 髪留めピンが目に入った。 もう家に戻ってるよね。 今度会った時に渡しておこう、 そう思って制服のポケットにしまった。 _