「なに!?」 驚く華永と目が合う。 …あれ? 無事なの? や、無事でよかったんだけど… 泥棒かなんかかと…って もしそうなら靴なんて脱がないか。 「うまっ!」 その声の方に無意識に視線を移すと 華永が作ったケーキを食べる陽詩。 ……って、え!? 陽詩!? 一体どんな顔をしていたんだろう。 しばらく何も言わないまま 立ち尽くしている俺を見ると 「もー。やめてよそんな顔。」 困ったように笑うと 「ま、とりあえずおめでとさん。」 そう言ってパチパチ軽く手を叩いた。 _