・・‥‥……―――――― ・‥‥……―――― 「ばいばーいっ!また明日っ!」 放課後、校門を出ようとしていた 俺の肩をポンッと叩いて 横を通って行くのは美咲。 "あの日"から約1ヶ月。 何もなかったように接してくる美咲に 戸惑いながらも軽く手を振り返した。 _