涙が止まらなくて
綾も大事な友達で
あの2人は両想いで


竜のなかにあったはずのわたしの居場所がなくなってしまうような気がして


「はぁ
もう「すき」って言えないのかなぁ」




独り言のように呟いて、止まらない涙隠すように目を手で押さえて



竜にメェルをした


「彼女ができても、普通に接せられるよね?」






すぐに返事が来た


「当たり前だろ!俺らは親友なんだから!笑」




親友でもなんでもいい
とにかく近くにいたい


と思う自分と



どうしたてわたしじゃなくて綾 なの?
と思う自分



そんな2人の自分の感情を秘めながら


わたしは明日も昨日と何もかわることもなく竜の「親友」でいる



ねぇ…
だいすきだったんだよ









ばいばい





END