世界ハマワル。




「じゃあ俺行くわ。じゃあね。」




彼は立ちあがり、どこかへ行こうとした。






「待って、私も……」




私の言葉はたまたま通ったバスのエンジン音に掻き消され、もうそこに私達の姿はなかった。







────Happy End...?