白い空間

呆れた顔をするマルセル。




「でもさ、ここからあんまり遠くないし?行こうぜ!呪われた島!!」






「・・・俺は嫌だからな」







相変わらず冷たい態度をとるマルセル。




そこで、俺は最後の手段を使うことにした。







「なー。リーリンも誘うからいこうぜ?」






「あたしがどうかしたー?」







話に入って来るリーリン。






それにドギマギしながら答えるマルセル。







「なっなんか呪われた島に行くらしいぜ?リーリンも来る?」








「・・・楽しそうだから行きたいなっ☆」







あっさり了解してくれるリーリン。






「さぁ?マルセルちゃんはどうする?」






「ちゃんつけるな!・・・しょうがないから行くよ、俺も」










「よしっ!そうこなくっちゃ☆」