ヨースケは、少し早めにホテルの朝食会場に行ったが、ナツは電話から30分近く経ってから、やっと来た。 「ごめんなさい、おそくなっちゃって……」 「まぁ、覚悟はしてたよ」 ヨースケはミキを見て意外そうな顔をする。 「ミキも来たのか? 朝食を食べるなんて、ミキにしては健康的だな」 「ジャマして悪かったな。 ナツがヨースケと2人きりじゃヤダってさ」 「そンなコト言ってないじゃないですか……」 ナツはちょっと顔を赤くしてる。 「???」