「へぇ、あの叔父さんとかか?」 「ォネーサマですョ!」 ナツは得意げに言った。 「ええっー? あの鬼姉?」 ミキが驚いて声をあげる。 「そーです。 今日だって、ォネーサマが手をまわしてくれなかったら、ぁの船だってどうなってたかわかンなぃですョ」 ――そうだ、あのボート…… ナツはタイミング良くやってきた海保のボートを思い出しながら言った。