「次は泊めてもらうよ。 とりあえず、寝れる席にして……」 ――あの後、オレは、卒業したらアキバに行こうって決めたんだっけ…… 思えばそれはイエと学校から逃げたかったからで、その後、女の子だってバラして、ぎこちなくなって、レイヤからも逃げ出したし。 ――オレはずっと逃げてばかりいるのかも知れない…… 「ミキさん、寝ちゃいました?」 ナツがいつの間にかシャワーから戻ってる。 「ああ、ナツ、出たのか…… こんな時間に寝れっかよ。 ちょっと昔を思い出しててさ……」