ミキはガラにもなく、泣きそうな顔になった。 ヨースケは、ポンポンとミキの頭をたたいた。 ナツがさっきと反対にミキを後ろから抱きしめる。 ミキのほうが年上で体のバネも強いが、見た目は華奢で小柄なので、包まれるような感じになる。 「レイヤたちもアキバで捕まったとさ。 アネキがサディスティックに喜んでたよ。 ったく、素直に協力しときゃ被害者なのに、一味だって思われたら、なかなか返してもらえないぜ……」 ヨースケがため息をつく。 「ヤツらにはいいクスリだよ。 オレらをハメやがって!」