オタメン彼の冒険とツンデレ彼女の家出~アキバ特捜部!?Episode5~


「んなんじゃねーけど、帰りにくくて」

「同じことだろ」

レイヤの目はまたゲームのほうに落ちそうになるが、もう一度ミキをちらっと見た。

「まぁ、いいけど。
 でもウチは……」

レイヤはちょっと視線を外してニヤリとする。

「来れば判るさ……」