「こんどツーリングでも行こうか?」 レイヤは思いついたように言う。 ――別にバイクにのっけて欲しかったワケじゃないンだけどな…… オレは過去の自分の嫉妬がちょっと恥ずかしくなった。 「いいよ。 のっける女もいないんだろ」 「あれ、全然お詫びになってないか?」 「お詫びはレイヤがもう少し元気になってからしてもらうよ。 それに……」 ――オレはただレイヤと一緒にいたいダケなんだ それはコトバにならずにノドの奥にはりついた……