「そんなにおかしかったか?」 「……ぁ、ぁとで話しますネ……」 ナツは笑いをこらえながら、小声で言って、まだ笑ってる。 「かわいらしいお嬢さんね」 ナツが笑っているさいか、緊迫してたその場の雰囲気が一気に和んだ。 「やっぱり学校はいってなかったのね……」 母は穏やかな表情になっている。