「……ナンパなら間に合ってます」 棒読みでそれだけ言うとそそくさと店内に入ろうとする。 「違う!ナンパじゃないから。ちょっと外でいい?」 少年は表面上だるそうに、 しかし警戒の色を落とさずに私の言葉に従った。