欲望の果て

「結婚してる俺が言っても信用出来ないかもしれないけど、好きじゃなかったら週一回逢いにきたりしないから」





「…うん…」





「危ない橋も渡ったりしない」





「…うん…」






「はい、これ」





急に差し出された小さな箱。