神様と交わした

夢を見ない約束

目の前の彼の耳を塞ぎながら

神様は言う…

今日手にふれられた現実は

雪と共に消えてしまうこと。

だから夢を見るなと。

夢と引きかえに『今』をあげよう…と。


それでもいいのか

いいのか

わからない。

わからないまま『今』に手を伸ばす。