そんな変わらない毎日は、あっという間に過ぎて行く。 お店のない日は、一人で公園に行く。たまに要もいるけれど。 そんな感じで、平凡な毎日を、ただただぼんやりと過ごしていた。 気付けば木々の葉は枯れ葉となり、寒さがますます増し、秋から冬へと季節は変わっていった。 町は少しずつ、イルミネーションやクリスマスツリーなど、クリスマスカラーに染まっていく。 そして私の誕生日も近付いてきた。 そんな中、私達の運命の歯車は、少しずつ少しずつ‥‥動きだしていた。