ぁりがとぅ

夏輝が椅子に座ったのを見て、

「あたし、夏輝のことが好き!
 それだけ、伝えたかったんだ・・・・。」

そういって笑ったら、

夏輝はめっちゃ見開いて

「俺も、りなが好きだよ。」

そういって笑った。

あたしは、緊張が解けて泣いてしまった。

そしたら、あたしの事をぎゅっと抱きしめて

「俺、陸に焼いてたんだ。りなを傷つけてごめん。」