ぁりがとぅ

屋上には、すでに夏輝がいた。

あたしの方を見ると、目を大きく見開いた。

「後ろの人だれ??」

そりゃそーだよ。あたしは、

「えっと、さっきぶつかって仲良くなった人。
 で、陸も一緒にお昼食べることになった!」

説明したら、夏輝の顔がだんだん暗くなった。

陸は、

「もしかして、邪魔だった?なんか、ごめん。」