子供か!って突っ込みたくなるくらいにいじけてたら、「ごめん、ごめん」と謝ってきた、由里亜。
もう、いじめすぎですよ由里亜さん…
『そう言えば、由里亜今日仕事休みなんだ?』
うん、と頷く由里亜。
「俺も今日は部活休みだから、三人で久しぶりにカラオケにでも行くか!」
『でも、私邪魔じゃない?』
「いまさら、気にする事じゃ無いじゃない」
「何を気にしてるんだよ」
結局私も一緒にカラオケに向かった。
最近売れ出して忙しくなり、あまり長い時間学校にいない由里亜。
祐ちゃんだって、サッカー部の期待の新人さんで、忙しい。
いくら長い間一緒にいる私とはいえ、最近はあまり一緒にいられない2人に付いて遊ぶとなると気が引ける訳で…
それでも、結局2人と一緒に居てしまうのは、楽しそうにしている2人を見てるのが好きだから…
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