私、今凄く心臓がヤバいです。
写真部室に案内され椅子に誘導された私。
でも、空いていた椅子が佐竹先輩の隣だけで…
つまり、佐竹先輩の隣に座ってる訳で…
これは、緊張せずにはいられないよ…
なんで、この部室3つしか椅子が無いの?
「じゃ、話聴こうか。」
『はい、お願いします。』
隣で、背もたれに寄りかかってくつろいでいる佐竹先輩。
なんで、あなたはそんなに落ち着いているのですか?
こんなに意識してる自分もおかしいのかもしれないけど…
好きな人なんだからしょうがないでしょ?
「で、なんで俺らが羨ましいの?」
そんなことはおかまいないに話を進める長谷部先輩。
『それは…』
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