きっと彼は気づいてないだろう。


あたしがあなたを想って泣いたことを。


自分を抑えて…

隠して…

結局苦しくて傷つくのは…

自分だった。


そんなことをあの時のあたしは考える余裕も無かった。


ただ…

あなたへの想いでいっぱいいっぱいだったから。


今日も…


切なく雪が降っていた。