「・・・・分かった。取ってきてやるよ。」 そう言うと、部屋の主は陰気な部屋を飛び出して行った。 それを見送ると、穴からは、小さい囁きにも似た一言が聞こえた。 『もし、本当に出来るのなら・・・・ですがね』