「けーんとっ!」
同じクラスの真理子が俺の頭をバシッと叩いた。
「いった!!なんやねんっ?!」
「お昼食べに行かん?」
「もうお昼か…」
「健斗がお昼忘れるなんか重症やな」
「そうかー?」
んーと伸びをして立ち上がる。
「お昼ご飯忘れるぐらい何考えてたん?」
「内緒ー」
「なんや、つまらんー」
真理子と一緒に廊下を歩いているとあの子がこっちに向かって歩いてくるのが見えた。
彼女の名前は奈々ちゃん。
クラスは違うし、話したこともないけど何だか凄く気になる子。
なんだか気になって気になってしょうがない。
これってきっと好き…
なんやと思う。
平然とした態度を装おって奈々ちゃんとすれ違った。
それから少しして振り返る。
見えたのは君の背中だけ。
ちょっとでもいい…
話してみたい。
でもいきなり話しかけて引かれるんやないかな…
軽そうに見られたらどうしよう?
そんなことを考えてしまって俺は話しかけることすら出来ずにいた。
同じクラスの真理子が俺の頭をバシッと叩いた。
「いった!!なんやねんっ?!」
「お昼食べに行かん?」
「もうお昼か…」
「健斗がお昼忘れるなんか重症やな」
「そうかー?」
んーと伸びをして立ち上がる。
「お昼ご飯忘れるぐらい何考えてたん?」
「内緒ー」
「なんや、つまらんー」
真理子と一緒に廊下を歩いているとあの子がこっちに向かって歩いてくるのが見えた。
彼女の名前は奈々ちゃん。
クラスは違うし、話したこともないけど何だか凄く気になる子。
なんだか気になって気になってしょうがない。
これってきっと好き…
なんやと思う。
平然とした態度を装おって奈々ちゃんとすれ違った。
それから少しして振り返る。
見えたのは君の背中だけ。
ちょっとでもいい…
話してみたい。
でもいきなり話しかけて引かれるんやないかな…
軽そうに見られたらどうしよう?
そんなことを考えてしまって俺は話しかけることすら出来ずにいた。

