「千秋?…どうして」 スウェットのまま玄関から顔を出した私を見た千秋はフッと笑うと 「お前 学校来る気ねぇな。」 「ー…だって」 珍しくウジウジする自分に苛立つ 「何?お前 俺に悪い事したとか思ってるわけ?」 思ってるよ。 思うに決まってるじゃん… だって私 「千秋を利用したんだよ?」 自分で口にしても分かる。 私が最悪だって事ぐらい