「おい明奈(アキナ)、お前またサボリかよ?」





「ん~」





南側の校舎

桜の木がそびえ立つ横の階段を登った所が



私と千秋(チアキ)の定位置。





ここに私達二人以外が
来る事はほとんどない…




来ると言っても千秋の友達くらい





それもまぁ、ほとんど無いけど。