１２月２４日

仲直りしたい、、、、？
誰がこんなコトするって言ったと思ってんの！！
「ふざけんな！昨日いじめてやるって言ったのはマイでしょ！アタシだって最初思ってたよ！マイがそんなこと言うまではね！！」
その時、教室のドアが開いた。
入ってきたのは彼氏だった。
「な、、、何してんだよ。」
絶句の彼氏に、マイが攻めた。
「誰のせいでマイがこんなコトになったと思ってるの！アンタが、、、、マイをデ－トに誘うから、、、、本当の彼女怒ったじゃん！！」
一瞬、マイがニヤリと笑ったような気がした。
麗は愕然としていた。
きっと、平謝りで、またつきあい始めるんだろうと。
そして、自分はイジメという中学校生活を過ごすのだろうと、、、、。
でも、違った。
掴んでいるマイの手を振り払い、怒鳴りだした。
普段のアイツとは、違った。
「てめぇ、、、、ふざけんのも、いい加減にしろよっ！！何回麗を苦しめれば気が済むんだよ！メ－ルも、お前がしてきたんだろ？“復讐したいから”って！“一時的にマイの彼女になって”ってほざいたのはどこのどいつだ！」
初めて抵抗したんだろう。
驚きを隠せない状態だったが、
「な、、、アンタの分際でマイに抵抗していいと思ってるの？」
と、普段のお嬢様キャラを出した。
それに答えたのは、彼氏じゃなく信用していた友達から。
「麗のほうが、よっぽどいいこだよ。アンタみたいにコソコソと隠れちゃって。根性ひん曲がってるね。サイアク。こんな友達もった気無かったんだけどな。」