「あ、、あの!お客様!!だめです!女性のお方は、、、。」
店がざわめく。
「うるさいわね!!黙ってよ!今、人を探しているの!」
あの声、、、、、
「あ!愛さん!!」
桃槻、、、愛!!
「あ!悠木くん!!」
気付いて近づく愛。
「愛さん、、、どうして分かっ、、、」
バチンッ
「どうしてこんな所にいらっしゃるの?」
愛は涙目にして悠木のホッペを叩いた。
驚く息子。
「何で、、、こんな所に、、、、、」
「違うんです愛サン!父について行っただけです!」
「嘘よ!分かってる!最初からアタシを思ってないことなんて、、」
「愛サン!」
「さようなら。悠木くん。今まで私のわがままに付き合わせてゴメンナサイね。」
愛は微笑んで、店の出口に向かった。
「愛さん!愛さん!」
叫ぶ息子。