12月24日

「アタシに言ってもしょうがないよ。」
「あ、、、うん。」
「ちゃんと、麗に、、、、。」
「アタシの“彼氏”、いじめないでくれる?」
聞き覚えのある声、、、。
「さっきの、、、」
喧嘩してたあの女。
「愛、、、だっけ?」
「うん。いたんだぁ-、あのカフェに。」
愛はニヤっと笑った。
「愛はカンケ-ないんだけど、せめてさ、翔太だけはいじめないでね☆」
この女、、、、ムカツク!
「いじめてないよ。当然のことだし、カンケ-ないんだったら話に首つっこまないでくれない?」
「うわぁ~~!!このオバサン、怖ぁ-い!」
何コイツ。絶対アタシの方が年下だと思う。
「アタシがオバサンなら、アンタガキ?」
「ううん。あたし、もうすぐ大人だよ」
「何歳?」
「え~??18、、きゃぁ--!!ハズカシイ☆」
翔太にベッタリ。
アタシはフッと笑った。
「残念だね、オバサン。アタシ、15歳なんだ!」