凛とした声が響いた。 ザワザワとしていた 場が水を打ったように 静まりかえった。 誰だ………? 組員達を掻き分けて こっちに向かって来る。 『若…………』 若頭の慶次さん? だったよな… 慶次さんが そう呟いた。 「え…!?組長!?!?」