「こ、この家は……どのくらい広いんですか?」 中に通されて 廊下を進みながら 安部さんに聞く。 『さぁ……?どのくらいでしょうか?広さまではちょっと…』 この優秀な執事さんが わからないって どんだけ広いんだよ!? この家はっ! 『ただ……』 「ただ…?」 『客室だけで100室はありますね』