*BL*悪夢!?極道禁断愛★




「悠様」

「…………へ?」



背後から声を
かけられて
振り向くと
そこには
一人の男が
立っていた。



誰だ……?



まさか俺の妄想が
具現化したのか!?



両手で目を
擦って、目を
開けると
さっきと変わらない
涼しい笑顔で
男が立っていた。



男は30代半ばくらいで
センスの良い高そうな
グレーのスーツを
身に付けている。



そんな金持ちの
男に見覚えはない。