素敵なそして
常識はずれな
16歳の誕生日
プレゼントを
ありがとうっ



俺は封筒を
抱きしめて
キスをする。



「べっぴんさん…」



俺はまだ見ぬ
許嫁の顔を
想像して
胸を熱くする
のであった。



「小〇とか伊東〇咲みたいな美人だったらいいな~…」



しかし―…



そんな淡い期待は
打ち砕かれるとも
知らずに俺は
妄想し続けるのであった。



その許嫁が俺の
人生最大の過ちに
なることも
知らずに……。